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石油系接着剤で整形された新建材vs自然素材! Vol.15

日本の住宅の多くはサイズが均一で整形し易い新建材で出来ています。

新建材とは、板や木くず等を石油系接着剤や樹脂で張り合わせたり固めたもので

フローリングや床下の合板、家の骨格となる集成材等に多用されています。

 

石油系接着剤がアトピーや喘息などを引き起こす”シックハウス症候群”の主因であることが判明し社会問題となった時期に、政府はホルムアルデヒド等の一部の石油系揮発物質をフォースター(F☆☆☆☆)規格でその使用を制限するようになりました。

 

しかし、フォースター規格の実態はざる規格で、規制のかかっていない新たな石油系接着剤が使用されるだけで未だにシックハウス症候群は減少していないようです。

特に皮膚や粘膜が過敏な子供たちは、皮膚炎や花粉症になり易くなっているのです。

 

新建材は自然素材に比べ概して長持ちせず、合板やビニールクロスが使用された家はカビや日焼け等で短期間で汚くなります。

それでも、新建材は比較的安価で新品の内はサイズが均一なので建築材料として多用されています。

 

一方、自然素材を使用する時は暴れた無垢材の選別作業や塗り壁の下地処理などを職人が手間ひまかけて行い、新建材に比べてコストが余計にかかります。

 

それでも、無垢材の調湿性能に起因する寸法の伸縮や無垢材の節(これらの低減策はコスト増)を欠点と思う代わりに本物の証として尊び、また匂いを強力に分解するホタテ貝の殻を粉にした水溶性ペイント(チャフウォール)を石膏ボード壁に合理的にローラー掛けすれば、新建材と大差のない価格で無垢の木やチャフウォール等の本物の建築材料で作られた健康で快適な家をリーゾナブルな価格で建てられます。

 

来年初夏に完成する私のショールームは、フローリングに25mm厚の無垢杉を使い、

内壁・間仕切壁にはドイツ製の透湿紙ルナファーザーを貼った上にチャフウォールをローラーで2度塗りしたものになります。

基礎コンクリートには液体ガラスを浸透させて100年以上の長寿命化を図ります。

勿論、屋根裏や外壁・間仕切り壁にはセルロースファイバー断熱材を吹込みます。

 

上述の施工は、駐車場などの外構工事を含め、それぞれ専門の施工業者が直接施工しますので、高品質ながらも、価格をリーゾナブルに抑えることができます。

また、自分が納得した本物の建築材料を自ら手配することで、建物に対する愛おしい思いがひとしお増します。

 

お問い合わせ頂ければ、上述の専門施工業者を紹介させて頂くことも、私どものお客様サービスと心得ております。

その際は、当社は紹介マージンなどは頂きませんので、専門施工業者は通常発生する何割かの営業経費を値引いた特別価格で施工すると思います。

 

”もったいない”を重んじる日本人は、もともと良い物を長く大切に使う価値観を持っているはずです。

無垢材や透湿性壁材、そして調湿性の秀でたセルロースファイバー断熱材等、本物の素材に囲まれた家は、快適で健康的な省エネ生活をエンジョイすることができますし、なにより家が長持ちしますので日本人の価値観にピッタリとはまります

 

例えば、家が100年長持ちすれば、住宅ローンの返済期間を繰り延べたり親子二世帯型住宅ローンにして月々の返済額を減らすことができます。

そして、欧米のような豊かな生活環境を実現することができるのではないでしょうか。(つづく)

 

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