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今回は、 2018年12月25日付けの「今日のつぶやき」でご報告した千葉のお客様の続報です。
お客様は、ご自分のトレーラーハウスにセルロースファイバーで断熱施工をした場合、結露がどの程度発生するかを検証する緻密な実験をされました。
先ずは、そのトレーラーハウス(スパルタン)の外観をご覧下さい。
絵葉書に出てくるようなRの利いたレトロな外観は、眺めてるだけで夢が広がります。
頂いたお写真は夏に撮影されたみたいで、屋根の上にはソーラーパネルで直射日光を和らげる工夫をされていて、冬は斜めから射す日光を妨げない程度に、雨の日は宿れるように軒が出ている感じなのは流石です。
さて結露の実験ですが、お客様のブログのお写真などを見ると、コーキングで隙間を塞いで可能な限り厳密に結露の検証をしようという意気込みが伝わってきます。
気になる実験の結果は、下の画像のように、セルロースファイバーの吹込み口のゴム栓の周りが湿って色が濃くなっています。
実験中はゴム栓の上にアルミのテープを貼っているので密閉性は十分だと思うのですが、なぜ吹込み口の周りに過剰な結露が発生したのか?
セルロースファイバーを吹き込むために開けた穴(塞ぐゴム栓部)の周りの肉厚が薄いのと熱伝導率の高いアルミテープを貼ったことで当該部アクリル板の温度が時間とともに低くなったから?
はたまたゴム栓とアルミテープでふさがれた程度では水蒸気は容易に移動できる?
水蒸気(H2O)は、空気の99%を占める窒素(N2)と酸素(O2)より分子の大きさが小さいのでミクロレベルの隙間でも容易に透過できるようなのであり得ることですが...
私がOLの頃、同僚が加湿器を付けたまま寝たら翌朝お部屋全体がジメジメして酷い状態になったと嘆いていたことを思い出したりもしましたが、今回の実験では過剰な加湿はないようだし...
お客様の検証では、
「湿って色が濃くなっている箇所がありますが水滴は溜まっておらずセルロースファイバーが密着していない部分をよ〜く見ると小さい水滴がある程度でした。
黒いゴム栓を外して見ましたがもちろん水分は出て来ません」との事でした。
断熱材は、その厚みで室内外の温度差を徐々に緩和するとともに水蒸気が飽和状態になるのを抑制するのですが、セルロースファイバー断熱材の場合、45㎜厚では温度差の緩和が不十分で過剰な結露が発生したということだと思いました。
また、セルロースファイバーの厚みを増やせば調湿機能も増加するので結露対策には有利だと思いました。
今回の実験を拝見させて頂いて私が感じたことは、セルロースファイバーの調湿は乾燥材のように一時ですが劇的に乾燥させるという類のものではなく、永続的に優しく調湿してくれるのだと思いました。
たとえ湿ったり濡れたとしても、特にコンフィゾーンのセルロースファイバーは撥水加工していないので毛細管現象により水分を広く拡散して乾燥しやすいのです。
コンフィゾーンSAのHPによれば、乾けば性能は元に戻り永久保証している位です。
Comfizone (CZ) Cellulose Fibre does not support rot. When it gets wet, it simply dries out and all is back to normal. Our product offers a lifetime guarantee.
お客様のブログでは実験の準備段階の様子や実験の結果がもっと詳しく2回に分けてご報告されていますので、是非ご覧下さい。
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