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2017年8月29日のブログでご紹介した「あいもり株式会社」様から卓上カレンダーが送られてきました。(以前、あいもりの小松社長様も北海道本社から私のショールームにいらして下さったのです。とてもお優しい方でした。)
厚手の再生紙で作られた上質なデスク・スタンドで、小型なのに書込みもできる機能的なものです。
あいもり株式会社は、約33年前に北海道で処分に困っていたホタテの貝殻を、建材に活用できない
私のお家の壁や天井は、同社のホタテ漆喰が塗られています。
消臭効果は前評判以上に抜群で、透湿・調湿性能も抜群なので、セルロースファイバーとの相性はとても良いです。
私のお家で使った「ほたて漆喰ライト」の袋の山。
延べ床面積210㎡の天井と、壁用に80袋発注しました。
室内外の温度差の大きい北海道の冬は、結露や屋根の雪解け水の浸水が発生し易く、家屋にとって厳しい環境にあると言われています。
製造元である「あいもり㈱」さんは、北海道で15年以上にわたりホタテ漆喰を販売してきました。機能性の高さがうかがい知れます。
話は変わりますが、ホームセンター最大手のカインズホームは、12月16日に「珪藻土」を使ったバスマットなど17商品を回収すると発表。
リコールの理由は、基準を超えるアスベストが含まれている可能性があるからのようです。
私の尊敬するセルロースファイバー伝道師、故・山本順三先生は、数ある著書の中で漆喰壁を推奨されてましたが、珪藻土だけは止めた方が良いと書かれていたことを思い出しました。
比較的柔らかい珪藻土は藻の殻の化石ですが、高温で燃焼すると尖った形状になりアスベストのように細胞を傷つけ、発がんの原因になるみたいです。
一方ホタテ漆喰は、乾くと石のように固くなりますが透湿性や消臭機能も抜群な上に、アルカリ性でマイナスイオンを発生するので防カビにも寄与します。
その上、2018年5月8日のブログ「ほたて漆喰ライトの消臭効果」で書いたように、ホタテ漆喰が発するマイナスイオンによる癒し効果は抜群で、ハエや蚊などの害虫が寄り付きません。(ハエや蚊は腐ったものや生活環境で発生するプラスイオンが好きで、ホタテ漆喰で発生するマイナスイオンは嫌いなようです)
珪藻土の光学顕微鏡写真。
二酸化ケイ素からなる珪藻の殻片が散在しています。
珪藻土には発癌性があるとして、海外では使用が禁止された国もありますが、発癌性があるのは焼結してセラミック状になった珪藻土で、焼結していない製品には問題がないという意見もあるようです。
「ほたて漆喰ライト」で壁と天井を左官塗りした我家のリビングルームです。
家全体のフローリングは25㎜厚の無垢の杉板を、ヘーベルハウスの大工さん方に敷設していただきました。
無垢杉のフローリングは30mm厚にしたかったのですが、へーベルハウスの仕様上25mm.がMaxだったので、群馬の原製材所に25mm厚を特注しました。
右の画像は、上の画像右側の壁部分です。
リビングルームのメインとなる壁なので、モダンな紋様「スパニッシュ」を塗っていただきました。
天井からのLED照明が表面の凸凹を浮かび上がらせて、いい感じです。
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