マスク着用のあるべき姿？ Kiss in the Dark♪

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過去3回のブログで住宅のあるべき姿とお墓のあるべき姿そして次期天皇のあるべき姿を独断と偏見を交えて私なりに考えてみました。

今回は「あるべき姿」シリーズ第4弾、マスク着用のあるべき姿を考え、アイロニックに日本社会の大人げなさを考えてみました。

先日、飛行機で“マスク拒否”の市議が話題になりましたね。

率直に言って離陸を遅延させ他の乗客に迷惑をかけた市議は（ポリシーが有るとはいえ）大人げないと思いました。

言い分を聴いてみると、「飛行機搭乗時のマスク着用は法的規則に則った強制でなく任意なので自己判断を尊重して欲しい」とのことでした。

その他に、マスク着用での弊害を訴えていたようでしたが．．．

画像はテレビ朝日「ANNニュース」から拝借

マスク着用ごときで問題にする航空会社や市議会も大人げないような気がしますが、意固地に能書きを並べ立る同市議も大人げないと思いました。

もっと重要な案件を市議会で討論してはいかがでしょうかと、双方に嫌味の一つも言いたくなります。

身勝手な自己主張をする同市議を異端と見なしてバッシングするマスコミや市議会、そしてマスク警察のような日本社会の雰囲気にもうんざりします。

私見ですが、航空会社は、同市議の主張を聴いた上で謙虚にマスク着用をお願いし、それでも拒否されれば周りへの気遣いをお願いして搭乗させても良いような気がします。

でも、万が一コロナ感染が発生したら、責任を問われるのはグランドスタッフ（それも酷では？）でしょうから、そのような対応が取れないのでしょう．．．

いずれにしても、お互い感情的にならず冷静に対応して頂きたいものです。

確かにマスクを着用すると息苦しいし、私の場合は人通りの少ない散歩の時や自宅では家族が居てもマスクをしません。

そもそもコロナ対策としては体の免疫力が重要でマスクの防菌効果に私は懐疑的なのです。

でも、不特定多数の方が密になるような時はマスクをするようにしています。

その判断基準は、不特定多数か？密か？あと世間体でしょうか．．．

私なりに考えて他の方に迷惑をかけないように判断しています。

それでも、マスク警察からマスクをして下さいと言われれば素直に従います。

一方、規則だからと盲従せず、既得権益を維持するために設けられた規制や規則、懲罰的に設けた無意味な規則であれば反論しても良いと思います。

規制するからには、規則で生じる不便さや非効率さ等ネガティブ面以上のメリットがなければ、その規則はない方が良いと思うからです。（ネガティブ×頻度＜メリット×頻度→OK）

前出の市議の言い分では、マスク着用が規則であれば着用すると言っているようにも聞こえましたが、規則を絶対視し盲従すると、マスク着用が規則でない場合は同市議のように大人げない対応をとることになるのかもしれません。

なので、「万が一のことを考えて規則を設けている」などと、お役所言葉で過剰な規則を強いる日本社会ですが、万に一つのために規則で縛る不便を日常的に強いるのはいかがなものかと．．．

もしかしたら、日本が韓国に追い越されようとしている経済状況は、日本社会が過剰な規則や規制という非効率性にどっぷり漬かっているからかも．．．

私の場合は、マスク着用が規則でなくても必要に応じて着用し、逆にマスク着用が規則になったとしてもヒステリックにマスク着用を他人に押し付けず、不特定で密な環境でなければマスク着用がなぜ必要かを問い質すかも．．．

つまり、当該規則に従う必要があるか否かを状況を踏まえて各自が適宜判断し自己責任のもとで行動できれば良いなぁ～と思います。

規則を強いるのであれば、納得するだけの意義を説明して頂きたいものです。

学校や会社の規則でも、生徒や現場社員の状況も分からないモンスター親や間接部門の責任者が思い付きで決めたような的外れ規則が日本社会には横行しています。

「規則だから従う」と盲従せずに、その規則が不便を生むようなら必要性を問い質す位の反骨精神がないと日本経済のダイナミズムが削がれ、岩盤規制や無意味な規則が温存され、韓国経済にも負けてしまうような効率の悪い日本社会になってしまうのではないでしょうか。