2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却！Ⅱ（温度計測編）夏の月 ♪

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2022年7月6日付けブログ「2階のベランダに布を敷いて散水、気化熱効果で冷却！」の第二弾、今回は気化熱効果を検証するために、2階のタイル・ベランダの表面温度を計測しました。

丁度一か月前の6月下旬に外気温35℃を越す日が数日続き、同ベランダに布を敷き散水して気化熱効果を試したところ、効果絶大と判明しました。

今日も最高気温36℃の猛暑日を迎え、直射日光が当たったベランダの温度が何度まで上がり、その上に布を被せて散水すると、2時間後に同ベランダの表面温度が何度下がるかを計測してみました。

計測日：2022年7月31日（日）

室内外温度差/午前8時測定　（相模原市南区の天気/最低・最高気温）晴れ/26℃・36℃（ご参考）

　　        温度     湿度　  最低湿度(時間/温度)         最高湿度(時間/温度)

室内   　 29.5℃   62%     

室外 　   30.0℃   68%　 55%(14:00/36℃)   　　　 85%(23:00/28℃)

差異        ‐0.5℃   -6P　←室外に対する室内の差異

☝起床時午前8時の室内温度は外気より0.5℃だけ低い29.5℃でしたが、湿度は6ポイントも低い62％でした。通常、絶対湿度が同じであれば温度が低いほど相対湿度が高くなるのですが、私のショールームでは室内温度が低いのに湿度も低くなっています。それは、セルロースファイバーが室内の湿度を吸湿したので室内の絶対湿度が下がったからだと思われます。

早朝は、室内温度29.5℃でも62％と比較的低い湿度なので、朝方からまどろむほど快適でした。

午前11時（外気温度34℃）、南東の直射日光が当たったベランダのタイル表面温は73.7℃（散水前）と、素足だと火傷する程でした。

同温度測直後に布をベランダに被せ、30分間隔で4回散水して2時間後（午後1時）に表面温度を計測したところ、直射日光が当たった部分で39.5℃と34.2℃も下がりました。

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緯度が北海道と同じくらいのイギリスで40℃を超え、秋田県と同等のスペインで45℃以上を記録、欧州では1,000人が熱波で亡くなり、中国・四川省の宜賓では7月15日に最高気温が43.4℃に達するなど北半球で猛暑が続いてます。

これから記録的な猛暑が日本でも頻発するのかもしれないと思うと、降雨量の多い日本では気化熱を活用すべきだと思いました。

でも、水道水だと勿体ないので雨水をもっと活用しなければ．．．