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今年の冬も、小窓に樹脂製中空パネルをはめてみました。
5年も前から毎年寒くなる時期にはめ、早春には同パネルを外し倉庫に保管してます。
安価な樹脂製中空パネルですが、毎年同じパネルを同じ小窓に付けているので、このブログの画像は下の胡蝶蘭さんの画像(今朝8時頃撮影)1点以外は5年前の画像の再掲です。
さて、私の自宅兼ショールームは神奈川県相模原市南区にあるのですが、今朝は今年一番の寒さで最低気温は‐2℃でした。
でも、朝8時に起床した時の無暖房の室内温度・湿度は15.2℃・46%でした。
室内湿度が46%と比較的高いので室温が15.2℃でも震え上がるほどの寒さは感じません。
なので、エアコン暖房は付けずシャッターを上げて朝日に暖房を委ねました。
屋根裏にふかふかのセルロースファイバーを30cm程の厚みで吹き積もらせていることもあり、冬は、温かい室内の空気が天井から逃げにくいのです。
ですから、無暖房でもお風呂&洗面所やトイレも比較的暖かく維持されます。
一方今夏は、異常な猛暑日が続きましたね。
でも、セルロースファイバーが吸湿した水蒸気分子が2階の天井裏空間に飛び回り輻射熱を雲のように吸収してくれるので、2階のリビングでエアコンを付けたのは35℃を超えた10日程の日中3時間程(扇風機の風も涼しく感じない日)だけで、ほとんどは窓を全開にして扇風機3台でリゾート気分で過ごせました。
さて、今回ご紹介する樹脂製中空パネルは、窓枠にはめるだけなので脱着は簡単ですが、シャッターの付いた腰高窓と掃き出し窓には敢えてつけませんでした。
理由は、大面積で樹脂パネルが取り付けにくく、シャッター開閉時は樹脂パネルを一旦外す必要があるので面倒、また一応2重ガラスだし、採光重視で樹脂パネルはつけませんでした。
熱伝導率の低い中空の樹脂パネルは金属製のシャッターより断熱効果は格段に高いのですが、リビング2階にある南東ベランダ側の3つの掃き出し窓と、東西各2つの腰高窓からは、温かい日光が差し込むので、いい加減を重んじる私としては一応納得です。
2階のキッチン窓
段ボール構造の半透明パネルを窓枠にハメるだけですが、気密性の高い樹脂製中空パネルが冷気の流れを止めるので断熱効果は抜群です!
また、セルロースファイバーが調湿してくれるので窓ガラスに結露しません。
手前2鉢は毎年可憐な花が咲く胡蝶蘭、朝日が嬉しそう。
冬は部屋の奥まで日がさし、無垢杉のフローリングやセルロースファイバーが吸湿した水蒸気が蓄熱してくれるので、37畳の2階リビングでもエアコン暖房は1台で補助的に使う程度です。
無断熱の家屋では、室内の熱エネルギーの約40%が窓と天井から逃げてしまいます。
夏季は、猛烈に熱せられた屋根が遠赤外線(電磁波)を発生して屋根裏から室内へ熱が放射されます。
でも、セルロースファイバーに吸湿された水蒸気が放射熱を吸収し気化して室内の温度上昇を抑えます。
以下の画像は2019年11月28日のブログでご紹介した樹脂製中空パネルです。
カッターと定規でフタの形状に切り、30分位で9か所の小窓に取り付けました。
ホタテ漆喰の壁や天井の裏に吹き込んだ2トン以上のセルロースファイバーが吸湿するので窓に結露はほとんど発生しません。
2階お風呂窓
2階トイレ
2階洗面所
玄関内側ドアスリット
1階のキッチン窓
1階お風呂窓
1階トイレ
玄関ホール窓
開口部の大きい「掃き出し窓」や「腰高窓」はシャッターが付いている上に、毎日開閉するので、シャッターの付いていない小窓だけに樹脂製中空パネルを取り付けました。
小窓なので、フタ形状に切った樹脂パネルは、サイズが少し大きくても弓なりにしなって窓枠にピッタリはまり、外すのも簡単です。
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