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伊東温泉と城ヶ崎海岸&天城峠と森鴎外「雁」 天城越え♪

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善悪逆転した兵庫県(もしかしたら日本全体)の行政、司法、警察、報道全てが既得権益という私利私欲で結託したお仲間なのですから、正すには長い時間を要することは覚悟しています。

でも、たまには心の養生をしないとね。

 

ということで、昨日は静岡県伊豆半島の伊東温泉に一泊の小旅行に行ってきました。

 

昔見た田中裕子主演の映画「天城越え」が大好きなので、伊豆半島のほぼ中央に位置する天城峠(左図赤印)に行こうと走り出したのですが...

 

霊感がなんとなく鋭い私は、なんとなく怖くなって、やっぱり天城トンネルに立ち寄るのは止めました。

 

怖いだなんて、まだまだ修行が足りません。

  川端康成の「伊豆の踊子」や松本清張の「天城越え」の舞台で、女優の田中裕子さん演じるハナの気分で、苔むしてひっそりと佇む昔の空気がそのまま残っているような天城隧道(トンネル)を歩きたかったのですが、、、

その代わり、「天城越え」の一場面を掲載します。

 

14歳の少年と娼婦が天城峠を旅しているときに起きた殺人事件と、30年間、事件を追い続けた老刑事の姿を描いた切ない冤罪映画。

 

家が嫌になり静岡の兄を訪ねて、ひとり天城越えの旅に出た少年。

 

途中、素足で旅するハナという女性と出会い、二人並んで歩く。

しかし、道中、旅の資金を手に入れるために行きずりの男に声をかけるハナ。

 

無理やり少年と別れたハナの後を密かに追った少年は、草陰で情交を重ねる二人の姿を目撃してしまう。少年は...


 

「天城越え」の歌詞、いいかげんまで激しい恋仲の男女の曲と思っていたら、いやこれは「道ならぬ恋」だったんだと、今頃気づきました。(ぼぉ〜っと聞いてたんです)

「隠しきれない移り香が、いつしかあなたに浸みついた」その相手は既婚者で、すでに妻もいるのに、いつからかまた別の女性の影も感じる、誰かに盗られるくらいなら、、、と続くのですね。

隠れ宿、表沙汰に出来ない相手と浄蓮の滝を見る。山が燃える、紅葉で山が赤い。口を開けば別れると刺さったまんまの割れガラス、口を開けば妻と別れると言うが、なかなか別れる事はなく、、、迷い恋、まだ迷っている。くらくら燃える地を這って、困難も待ち受けているだろうが自分はこのまま行くのだろう、、、

 

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さて今回の旅では天城峠を急遽とり止めたので、代わりに伊東駅から南へ車で30分くらいの城ヶ崎海岸へ行ってきました。

 

城ヶ崎海岸は、約4000年前に大室山が噴火した際に流れ出た溶岩によってできた海岸。 

 

サスペンスドラマによく登場する吊り橋は、全長48m✕高さ23m

風邪で少し揺れる吊り橋から、荒々しい波が岩場に打ち付ける様が見えます。

吊り橋近くには門脇埼灯台(高さ25m)もあり、パノラマで相模湾を一望する景色を楽しむ事が出来ました。

 

⇓画像4点、上から

①吊り橋近くの灯台から撮影、画像左隅に吊り橋

②駐車場展望デッキから吊り橋を望遠撮影

③吊り橋を渡ると広場、その先には散策と林間に分かれた2種のハイキングコース、正面沖合いに大島があります。

私は、行きは海岸沿いの散策コースで岩場を踏んで海岸の景色を楽しみ、帰りは歩きやすい林間コースで真っ直ぐ吊り橋に戻りました。

 灯台最上階の展望デッキからの眺めは壮観(城ヶ崎南側海岸)

 

 

城ヶ崎海岸の散策で2〜3時間過ごした後、宿のある伊東温泉方面へ来た道を戻りました。

伊東駅の東京寄りお隣の熱海駅には新幹線が停まるため、熱海の海岸沿いは立派なタワーホテルが林立する賑わいです。

ところが、お隣の伊東駅は寂れた昭和の趣きで、歴史を感じさせる建築物や情緒漂う街並みでした。

私的には、落ち着いた温泉旅行で癒やされたい人には、伊東温泉がお勧めです。

 

私の泊まったホテルもかけ流しの天然温泉でしたが、なんと伊東温泉の湧出量は、別府(大分)、登別(北海道)に次いで日本第3位だそうです。

体の芯から暖まってきました。

 

しかも海沿いなので、お食事もお寿司やお刺身、さざえのつぼ焼きなど海の幸がたくさん出て大好きな清里高原とはまた違った良さがありました。

 

⇓画像3点、上から

①松川沿いの3階建ての温泉旅館(現在は博物館)は今も湯の町情緒を醸し出してます。

②街のいたる所に本物の竹で作った「竹あかり」が夜の街を優美に灯してました。

昭和の趣きのある伊東駅、駅から続くアーケード街はちょっと寂れた感じでした

 

 

そういえば「伊豆の踊子」も淡い切ない恋ですが、森鴎外の「雁」は本当に悲しかった。

やっぱり純文学もたまには良いなぁと思う。

 

明治時代、くすんだ東京の下町無縁坂、貧しい親を助けるために高利貸しの妾になった少女お玉と東大医学生岡田とのすれ違い、儚い恋を描く。

 

渡り鳥の「雁」、お玉を象徴しているように思えました。

 

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